グルメも雑貨も本格デニムも 美観地区の「倉敷デニムストリート」を調査
国産ジーンズ発祥の地として知られる児島は、国産ジーンズのショップが並ぶ「児島ジーンズストリート」があり、今や人気の観光スポットとなっています。
ですが、実は倉敷美観地区にある「倉敷デニムストリート」も、美観地区の散策をしながら立ち寄れるデニム専門の複合施設として注目を集めているのを知っていますか。駅からのアクセスも良好なので、児島まで足を延ばしたいけれど、時間的に余裕がないという方にもぴったりの場所です。
今回はそんな「倉敷デニムストリート」で手に入るアイテムや味わえるグルメなど、どのような楽しみ方ができるのか詳しくご紹介します。
※掲載している商品の価格は、2023年6月時点の税込金額です。
目次
「倉敷デニムストリート」とは
倉敷デニムストリートは、2014年にオープンした施設で、「白壁通り」側から倉敷美観地区に入ってすぐの場所にあります。倉敷川に面して立つ「雑貨館」の入り口と、それに隣接した門が目印です。門の先には小路が続き、道沿いの左手に雑貨館、フードコーナー、レディース&キッズ館が並び、突き当たりにメンズ館があります。
店長に聞いた!「倉敷デニムストリート」の楽しみ方は?
そんな倉敷デニムストリートで店長を務める徳住さんに、施設を訪れた際の楽しみ方を教えていただきました。
Q.倉敷デニムストリートのコンセプトは何ですか?
徳住さん:
「多様性」がコンセプトなので、国産デニムをはじめ、海外ブランドや限定アイテムなど10ブランド以上の商品を取りそろえています。実際に触れることでさまざまなブランドの良さを体感していただけたらと思います。
Q.施設の楽しみ方を教えてください。
徳住さん:
各ショップが直線でつながっていて歩きやすいので、スムーズにショッピングができます。異なるブランド同士のコーディネートや、試着も楽しみやすいですね。
初めてジーンズに触れるお子様向けのウェアも取りそろえています。親子でコーディネートしていただくことも可能です。
Q.ショッピングの他にはどんな見どころがありますか?
徳住さん:
フードコーナーでは、デニムをイメージした「青色のメニュー」を楽しめます。食欲が減退しそうな色ですが味は抜群なので、一度召し上がってみてください。
Q.デニムに詳しくない方でも楽しめますか?
徳住さん:
もちろんです。気に入ったアイテムを見つけた際は、気軽にスタッフにお声掛けください。
デニムを選ぶ時はあらかじめ好みを決めておくと、お気に入りに出合いやすいのでおすすめです。例えば「ゆったりしたタイプなのかタイトなタイプなのか」「着心地を重視するのか見せ方を重視するのか」などですね。
もちろん「これかっこいいな、かわいいな」と直感的に感じたものを選ぶのも良いでしょう。試着コーナーもありますので、お気軽にご利用ください。
デニム製品やデニム雑貨は種類豊富!
倉敷デニムストリートには、メンズ、レディースアイテムはもちろん、初めてデニムを着る幼児向けのアパレルも豊富です。今回は、中でも人気のアイテムをいくつかピックアップして紹介します。
雑貨館
デニム扇子 1,980円
丈夫なデニム生地を使ったモダンな扇子。デニム地の専用ケースも付いています。色はインディゴとライトブルーの2色。
リメイクバッグ 1,650円
古着のジーンズをクリーニングしてリメイクしたバッグ。トート、ショルダー、リュック、ポーチなど、さまざまなタイプがそろいます。風合いやデザインが一つ一つ異なる「一点もの」です。使い道を考えながら選ぶと楽しいですよ。
デニムベア マスコットストラップ 大495円、小385円
倉敷デニムストリートのイメージキャラクター「デニムベア」のマスコットストラップ。限定グッズなのでお土産にもおすすめです。同シリーズのデニムバッグも種類豊富なのでチェックしてみてください。
Tシャツ 3,300円(男女兼用)
デニムポケットの付いたバックプリントのオリジナルTシャツ。色は黒と白の2色。男女兼用なので、カップルで着ても良いでしょう。
オリジナルデニムベスト 男性用・女性用 各12,100円
背中に「倉敷デニムストリート」の刺繍ロゴが入ったオリジナルのデニムベストで、白Tシャツとのコーディネートがおすすめ。県外から買い求めるファンも多いそうです。
倉敷デニムストリートのオリジナルブランドもチェック!
倉敷デニムストリートのオリジナルブランド「和蔵 WAKURA」にも注目。デザインは美観地区がモチーフとなっており、メンズ・レディースともにさまざまな形状のデニムが使われたジャケットやスラックスなどが多彩にそろいます。
キッズ&レディース館
和蔵 WAKURA ジーンズ 19,800円〜(レディース)
ジーンズのポケットには白い糸で白壁をモチーフにした刺繍が施され、内側には「なまこ壁」の模様の生地が当てられた、倉敷を感じられる一本です。(メンズ館でも和蔵ジーンズの取り扱いあり)
メンズ館
倉敷デニムストリートならではの「青い」グルメを堪能!
フードコーナーでは、デニムにちなんだ「青色のメニュー」がテイクアウトできます。散策の休憩にもうれしいメニューがそろいます。
フードコーナー
デニムまん 380円
しっとりモチモチ食感の皮の中に、食べ応えのある豚肉あんがぎっしりと詰まっています。皮の青色はクチナシの実と食用アルコールで作っているそう。小腹を満たすのにもぴったりです。
デニムソフト 450円
ソフトクリームはミルクベースで、ふわっと軽い口当たり。ブルーベリーの風味とラムネフレーバーがミックスされた爽やかな味わいは、サクサクとした香ばしいワッフルコーンとも相性抜群。青色はブルーベリーの色素です。
デニムスカッシュ 350円(Mサイズ)、450円(トールサイズ)
桃のシャーベットを浮かべた涼しげなスカッシュ。喉で爽快にはじける炭酸と、ほど良い甘さの桃シャーベットの食感が楽しい一品です。
デニムレモネード 400円
「バタフライピー」と呼ばれる青いハーブティーで作られています。レモンなどの柑橘類の果汁に反応して紫色に変化する特性があるので、時間とともに色の変化を楽しめます。甘さのなかにレモンの酸味がキリリと効いています。
倉敷デニムストリートの魅力
徳住さんに施設を訪れる皆さんに向けたメッセージを伺いました。
徳住さん:
倉敷デニムストリートは、小路でありながらもひとつの「空間」になっています。限られた時間でも多くのアイテムに出合えることが魅力。特にツアーなどで滞在時間が限られている方や、修学旅行の学生さんに喜ばれています。地元の方も気軽に散策に訪れていただければと思います。
また、道沿いや店内にはフォトスポットも点在していますので、たくさん写真も撮ってください。お客様の「記憶」にも「記録」にも残る旅をお手伝いできればうれしいです。
倉敷美観地区の散策途中で立ち寄ることができ、本場の国産ジーンズを体感できる注目のスポットである「倉敷デニムストリート」。ショッピングを楽しみながらSNSにも映えそうな記念写真も撮影可能です。ぜひ足を運んでみてくださいね。
倉敷デニムストリート
「児島ジーンズストリート」はこちら
「倉敷デニムストリート」と「児島ジーンズストリート」を両方訪れる場合、移動時間は車で約30分、鉄道で約1時間です。「倉敷デニムストリート」の最寄り駅はJR倉敷駅、「児島ジーンズストリート」の最寄り駅はJR児島駅ですのでご注意ください。「児島ジーンズストリート」については以下の記事を御覧ください。
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