【ジーンズ・港・展望台】児島観光はバスで回れる! 1日満喫モデルコース【sponsored】
ジーンズの町・児島を巡るなら、移動手段は“バス”が頼もしい味方。地域をぐるりと回る周遊バス「とこはい号」は、JR児島駅を起点に観光名所をつないでくれます。レトロな町並み、港の風景、鷲羽山からの絶景。のんびりと、でもしっかりと。児島の「いいとこ」を車なしでも味わえるんです。
児島・下津井・鷲羽山をめぐる循環バスの旅

児島駅からは、「とこはい号」「ふれあい号」「王子が岳線」などいくつかのバスに乗れますが、観光地を気軽に巡るなら周遊バス「とこはい号」がおすすめ。児島ジーンズストリートや下津井の漁港、さらには鷲羽山ハイランドや展望スポットまでぐるりと巡る便利なルートを走ります。観光地を効率よく回れるうえ、地元ならではの景色やグルメを、ゆったり楽しみながら満喫できます。

目次
KCTタウンではバス以外にも、自動車、自転車などパターン別に児島観光のモデルコース特集を掲載しています。他のモデルコース記事も、上のリンクから是非読んでみてくださいね。

そして、 1日乗車券があれば、当日の始発から終発まで、「とこはい号」の全路線で何度でも乗り降り自由。児島駅、鷲羽山、下津井漁港など、観光、絶景、グルメスポット巡りも思いのまま。おすすめはスマートフォンの利用。JRの「tabiwa」やジョルダンの「乗換案内」アプリがあれば、スマートフォン1台で購入から乗車まで完結。現金いらず、窓口探し不要でサッと快適。紙チケットは車内や下電児島営業所で購入できます。料金は大人520円、小人260円(小学生以下)、6歳未満の小児は大人同伴で無料。
オトクな「ジーンズのまち児島 バス1日乗車券」
また、年末年始を除く金・土・休日に利用できる「ジーンズのまち児島 バス1日乗車券」に注目。「ふれあい号」「とこはい号」「王子ヶ岳線(児島駅~王子ヶ岳登山口)」が乗り降り自由で料金は大人620円、子ども310円ですが、JRの「tabiwa」アプリからの購入では、割引されて大人500円、子ども250円で購入可能。児島をバスで巡るなら、この方法が一番オトクです。「tabiwa」アプリはApp Storeはこちらから、Google Playはこちらからダウンロードできます。




児島から週末限定で運行される「ジーンズバス」は、デニムの街・児島ならではの遊び心が光る一台。デニム風の座席シートに、どこか懐かしさを感じるレトロな車体。思わず写真を撮りたくなるビジュアルに、観光気分もぐっと盛り上がります。児島地区の縫製工場やジーンズショップなどを巡り「とこはい号」とは違ったルートを楽しめます。児島旅の記念に、ぜひ一度乗ってみたいバスです。


「とこはい号」で児島巡りへ出発
児島駅前

旅のスタート地点の児島駅。「とこはい号」は駅前ロータリーの4番のりばから発着。運行時間は8時30分から17時30分の毎時30分発です。最新の時刻表はこちらからチェック。児島ジーンズストリートは児島駅から徒歩15分のところですが、多くのお店は10時開店で一部のお店は11時開店。また、12時から13時のあいだお昼休みになるお店もあるので気をつけましょう。今回のコース紹介では、多くのお店を回るために午後にジーンズストリートを訪れます。
この記事では、午前中を絶叫マシンが人気の鷲羽山ハイランドで過ごすコース(午前プランA)と、白壁と歴史の港町下津井で過ごすコース(午前プランB)を両方紹介します。どちらのコースでも午後からはジーンズストリート・旧野崎家住宅やカフェを巡る共通構成です。
【午前プランA】鷲羽山ハイランド絶叫コース
時刻 | 内容 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|
9:30 | JR児島駅前から「とこはい号」で出発 | 約10分 | 1日乗車券で自由に乗り降り可能 |
9:40 | 鷲羽山ハイランドに到着・入園 | 約2時間 | アトラクション&サンバショーで異国気分 |
11:40 | 「とこはい号」で鷲羽山レストハウスへ移動 | 約20分 | 瀬戸内海を見渡せるレストランへ |
12:00 | レストハウスで昼食 | 約70分 | 地元料理・海の幸を眺望とともに |
13:10 | 徒歩で鷲羽山展望台を散策 | 約40分 | 瀬戸大橋と多島美を満喫 |
13:59 | 「とこはい号」でジーンズストリートへ移動 | 約15分 | 児島中心部へ |
14:15 | ジーンズストリート・旧野﨑家住宅を散策 | 約90分 | デニムと歴史の町並みにふれる |
15:45 | レトロ喫茶で休憩(ちくりん・サンレモンなど) | 約30分 | ノスタルジー感じる一杯を |
16:15 | 児島駅へ戻る or 宿にチェックイン | — | 宿泊情報まとめはこちら |
【午前プランB】下津井まち歩きコース
時刻 | 内容 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|
9:30 | 児島駅前から「とこはい号」で出発 | 約20分 | レトロなバスで港町を目指す |
9:48 | むかし下津井回船問屋周辺を散策 | 約90分 | 歴史的な町並みと資料館をゆったり観光 |
11:30 | 徒歩で「ふく仙」へ移動 | 約15分 | 町並み保存地区から高台に向けて歩く |
11:45 | 「ふく仙」でランチ | 約60分 | タコ刺身定食・タコ飯など名物料理を瀬戸大橋を望む席で |
12:50 | 「とこはい号」で鷲羽山展望台へ移動 | 約10分 | 高台に上がるルートへ |
13:00 | 鷲羽山展望台を散策 | 約60分 | 瀬戸大橋と瀬戸内の島々を見渡す絶景スポット |
13:59 | 「とこはい号」でジーンズストリートへ移動 | 約15分 | 児島中心エリアへ向かう |
14:15 | ジーンズストリート・旧野﨑家住宅を散策 | 約2時間 | デニムショップ巡り、旧野﨑家住宅見学、軽くカフェテイクアウトなど |
16:30 | 児島駅へ戻る or 宿にチェックイン | — | 宿泊情報まとめはこちら |
【午前プランA】鷲羽山ハイランド絶叫コース

午前中をアクティブに過ごしたい人におすすめするのが、岡山が誇る異国情緒たっぷりの遊園地「鷲羽山ハイランド」。とこはい号「鷲羽山ハイランド遊園地前」バス停下車すぐです。瀬戸内海を一望する鷲羽山の頂に位置し、爽快な絶景とともにスリルも笑顔も味わえます。


スタンディングコースターや85度の急傾斜を一気に下る「ウルトラツイスター」、後ろ向きにループを疾走する「バックナンジャー」など、アドレナリン全開の絶叫系アトラクションがそろいます。園内屈指の人気を誇る「スカイサイクル」は、山上の断崖にレールをめぐらせた空中自転車。ペダルをこぎ進むたび、高所×絶景×恐怖の感覚が押し寄せます。“世界一怖い自転車”の異名もうなずける体験です。さらにスカイサイクルが横向きに走る「ヨコスカナンジャー」も登場。園内では本場ブラジル人ダンサーによるサンバショーが毎日開催。陽気なリズムが響き、老若男女みんなで踊って、心も体も弾みます。

入園料は大人(中学生以上)3,800円、小人(小学生以上)3,200円、幼児(3歳以上)2,500円、シニア(55歳以上)2,500円。
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鷲羽山でランチ
鷲羽山レストハウスで瀬戸内の絶景と地元名物料理を

瀬戸内海国立公園・鷲羽山の絶景を堪能できる「鷲羽山レストハウス」。2025年春に全面リニューアルしたばかりです。とこはい号のバス停は「鷲羽山第二展望台」で下車を。ランチには、地元名物「さわらの塩たたき」や「デミカツ丼」岡山県産の森林鶏の「チキンカツ」、下津井のタコや新鮮な海の幸を活かした多彩な和食メニューが揃います。展望台の眺望と共に、ローカル食堂ならではの温かな雰囲気とご当地グルメを楽しむことができ、観光や家族連れにもおすすめのスポットです


【午前プランB】下津井まち歩きコース


歴史ある下津井の港町の風情を静かに楽しみたい人におすすめなのが、下津井の歴史の魅力がぎゅっと詰まった「むかし下津井回船問屋」。下津井漁港の前や「むかし下津井回船問屋前」のバス停で降りると、まず感じるのは、昔ながらの港町の雰囲気。ここ下津井は、かつて北前船の寄港地としてにぎわった場所で、今でもその歴史が街のあちこちに息づいています。

中に入ると、帳場や土間、蔵といった昔の生活空間がそのまま残されていて、まるでタイムスリップしたような気分に。北前船や地元の漁業、金比羅参りなど、下津井ならではの文化を紹介する展示もいろいろあります。
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建物を出ると、そこは歴史ある町並みが残る保存地区。白壁に本瓦屋根の町家が立ち並び、くねくねと曲がる石畳の道が、昔の風情を今に伝えています。かつての船問屋の屋敷や、漁師たちが信仰していた小さなお社など、歩いているだけで歴史が身近に感じられます。

ふと振り返れば、そこには瀬戸大橋がどーんとそびえていて、古い港町と現代の景色が見事に共存しているのがわかります。下津井の町は、どこか懐かしくて、ゆったりとした時間を過ごしたい人にぴったりの場所です。
下津井でランチ
ふく仙で下津井名物の「タコ飯」を

下津井のランチは地元名物のタコ飯がおすすめ。「ふく仙」では、下津井名物の新鮮なタコを使った絶品「タコ飯」が味わえます。潮の流れで育ったタコは甘みと弾力が抜群で、ふく仙では朝締めやボイルなど、新鮮な状態で提供。特にタコ飯は、旨煮にしたタコの味がご飯にしっかり染み込んでいます。店内からは瀬戸大橋の絶景も楽しめ、観光や地元客にも大人気。家族連れにも利用しやすい和食店です。次の目的地、鷲羽山の展望台へは、とこはい号「田之浦港前」バス停から向かいます。

【午後プラン】鷲羽山展望台


地元料理でお腹いっぱいになった後に訪れたいのが、鷲羽山の第一・第二展望台です。とこはい号は「鷲羽山第二展望台」バス停で下車。ここでは瀬戸大橋の壮大な橋脚と、穏やかな瀬戸内海に無数の島々が浮かぶ「多島美」のパノラマを楽しむことができます。第一展望台は鷲羽山ビジターセンターに隣接し、瀬戸大橋や瀬戸内海、四国まで見渡せる360度の大パノラマ。第二展望台はレストハウスや売店がすぐそばにあり、ゆったりと休憩しながら景色を堪能できます。日没時の美しさは特に有名で、「日本の夕陽百選」にも選ばれた名所です。夕刻には瀬戸内海や瀬戸大橋が一層美しく染まり、心揺さぶる光景が広がります。児島駅からは鷲羽山第一・第二展望台と三百山をめぐる鷲羽山夕日鑑賞バスも出ています。こちらもtabiwaでチケットを購入できます。

児島ジーンズストリートと旧野﨑家住宅



児島ジーンズストリートは、とこはい号「児島市民交流センター前」バス停下車すぐ。味野商店街の一角にあるこのストリートは、国産ジーンズ発祥の地として国内外のファンが訪れる“デニムの聖地”。有名ブランドの直営店やセレクトショップ、デニム雑貨を扱う店、カフェも立ち並び、歩くだけでわくわくするエリアです。
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そしてジーンズストリートに隣接する旧野﨑家住宅は児島が誇る歴史スポット。江戸時代からの製塩王と称された野﨑家の屋敷で、3000坪の壮大な敷地には蔵や茶室が点在。内部には塩田や当時の暮らしを伝える展示が充実し、まちの歴史を感じられる貴重な場所です。また映画やミュージックビデオのロケ地としても人気のスポットです。「聖地」として訪れるファンも多いとか。


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児島の人気カフェへ
児島のレトロカフェ「ちくりん」

児島ジーンズストリート近くに位置する「ちくりん」は、1975年創業の洋食店。細い路地を抜けると現れる、昭和の喫茶店を思わせるムーディーな店内が魅力です。地元の人々に長く愛され、土日には行列ができるほどの人気ぶり。

看板メニューは、創業から50年近く愛され続けてきた「オムライス」(750円)。ブイヨンや香味野菜、スパイスを4時間以上煮詰めて作るオリジナルの「イタリアンソース」がトマトの赤で輝き、シナモンが隠し味。ふんわり卵の薄皮と海鮮入りの優しいライスが絶妙です。
喫茶店サンレモンでノスタルジックな時間を


同じく児島にあるレトロ可愛い喫茶店「サンレモン」もおすすめ。大きなレモンのオブジェが目印です。店内はアメリカンダイナー風で、赤いシェードランプや季節で衣替えするクマのぬいぐるみなど、昭和レトロな雰囲気がかわいい。ひんやりフルーツ入りのクリームソーダはSNS映え抜群な一杯です。モーニングからランチ、ティータイムまで、ノスタルジックな時間をゆったり満喫できるスポットです。

夜はゆったり、児島の宿で過ごそう

せっかく児島を訪れるなら、日帰りではもったいない。夜の海風や静かな街の灯りも、旅の記憶に加えてほしい時間です。たとえば、瀬戸大橋を望む絶景の高台に建つ「WASHU BLUE RESORT 風籠」は、とこはい号の「WASHU BLUE RESORT 風籠前」バス停からすぐです。そのほかにも、ジーンズに囲まれて泊まれるデザインホステル、築60年の古民家を改装した一棟貸しの宿、そして駅近で便利なコンパクトホテルまで──このまちには、土地の文化や空気感をまるごと味わえる個性派の宿がそろっています。
“通り過ぎない旅”を、バスで
バスに揺られながら、ふと目に入る景色や、知らない路地の先にある発見。「とこはい号」の旅は、そんな“余白の楽しみ”もそっと運んできてくれます。車では通り過ぎてしまうような何気ない風景や、歩かなければ出会えなかった町の表情に気づけるのも、バス旅ならではの魅力。ゆったりと流れる時間に身をゆだねて、いつもの景色の中に隠れた物語を見つけに、児島を歩いてみませんか?
協力:倉敷市

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