【自転車で巡る児島】風とレールの記憶をたどる 体験型児島めぐり【sponsored】

自転車だからこそ出会える風景がある。児島を深く感じるには、ちょっと汗ばむくらいがちょうどいい――けれど、電動アシスト付きなら坂道も海風も心地よい追い風に変わる。旧下津井電鉄の廃線跡を辿りながら、静かな町並みを抜け、港の風に吹かれて、絶景とノスタルジーに浸る。スピードでも効率でもない、“風景と時間を味わう”旅。その一日は、旅というより、ひとつの“時間体験”です。


旧下津井電鉄の廃線跡を整備したサイクリングロード「風の道」。6.3kmにわたる穏やかなルートで、時折見える瀬戸内の海を眺めながら走り、コースのちょうど中間にある鷲羽山の「東屋展望台」までなら約30分、終点の旧下津井駅跡までなら片道約60分なので体力や、予定に合わせてコースを決めましょう。
目次
KCTタウンでは自転車以外にも、自動車、バスなどパターン別に児島観光のモデルコース特集を掲載しています。他のモデルコース記事も、上のリンクから是非読んでみてくださいね。
時刻 | 内容 | 滞在時間(目安) | 移動時間(目安) |
---|---|---|---|
10:00〜12:05 | 風の道サイクリング | 約2時間 | 駅→入口:約5分 |
12:15〜12:55 | 中華そば こうた(昼食) | 約40分 | 風の道→こうた:約10分 |
13:05〜14:05 | 児島観光港・瀬戸内海クルーズ | 約60分 | こうた→観光港:約10分 |
14:10〜14:55 | 地元の名物喫茶店で一休み | 約45分 | 観光港→喫茶店:約5分 |
15:00〜15:30 | 地元スイーツテイクアウト | 約30分 | 喫茶店→スイーツ店:約5分 |
15:40〜16:30 | グラフゼロ児島ライブファクトリー見学 | 約50分 | スイーツ店→工場:約10分 |
16:40〜16:50 | 自転車返却(児島駅前) | - | 工場→駅:約10分 |
【午前】ジーンズ柄の自転車で「風の道」を自転車で駆け抜ける

旅の始まりはJR児島駅からすぐの「倉敷市児島産業振興センター」。ここではジーンズ柄の電動アシスト付き自転車がレンタルできます。山道を越える下津井方面へも、電動アシストがあれば快適。自転車の貸出状況の確認やオンライン予約もできます。観光シーズンは自転車が出払うこともあるので予約がおすすめです。貸出時間は9時から17時まで。電動自転車が1日借りられて550円と、ちょっとオトクな価格設定です。
また、駅内にある児島駅観光案内所でも自転車が借りられます。予約はできませんが、1日500円でレンタルできます。営業時間は9時から17時30分まで。12時から13時まではレンタル受付をしていないので注意しましょう。





旧児島駅舎からスタートする「風の道」は、かつての下津井電鉄の廃線跡を整備した全長約6.3kmのサイクリングロード。道沿いには四季の花が咲き、海を望む絶景や鉄道遺構が点在し、ペダルを踏むごとにノスタルジックな風景が流れていきます。中間地点の東屋展望台では、瀬戸大橋を背景にした壮大な景色に出会えることも。終点の旧下津井駅には、当時の車両やホーム跡が静かに佇み、かつての旅人たちの気配を感じさせてくれます。




【昼食】地元で人気のラーメン店「中華そば こうた」


サイクリングで空っぽになったお腹を満たすなら、児島駅近くの「中華そば こうた」へ。鶏ガラと魚介の旨みが染みわたるスープに、細麺が心地よく絡む一杯。地元で長く愛されるラーメン店で、シンプルながら奥深い味わいに、体も心もほっとゆるみます。
【午後①】潮風とともに、海から瀬戸大橋を眺める

お腹が満たされたら、今度は瀬戸内の風を感じに海へ向かいましょう。児島観光港から出発する「瀬戸大橋観光船」に乗船。穏やかな瀬戸内海を進みながら、真下から見上げる瀬戸大橋の大迫力に感動。1日4便運航(8月は5便)、所要時間は約45分。冷房完備の船内と展望デッキで、穏やかな海を眺めながら、ふたたび“ゆっくりと流れる時間”に身を任せます。

船から見える水島コンビナートは夜景でも有名。児島観光港からは日没時間に合わせ、17時頃から19時頃に出発する「瀬戸内海の夕景と水島コンビナート工場夜景クルージング」も出ています。ぜひ児島で時間を取って夜景も楽しんでいってくださいね。
【午後②】児島の名物喫茶店で、ひと息


海の余韻を胸に、今度は町に戻ってひと休み。ジーンズストリート近くの喫茶店「ワーゲン」では、旧車のインテリアやデニムのディスプレイに囲まれながら、ホワイトカレーやミルクセーキといった個性的なメニューを楽しめます。児島らしさが詰まった空間で、旅の合間のくつろぎをどうぞ。

【午後③】地元スイーツをテイクアウト


甘いものが恋しくなったら、児島自慢のごほうびスイーツをテイクアウト。フルーツ大福で有名な「甘月堂」や、洋菓子の「ロージャンボーロ」など、どちらも地元で愛される人気店。ふわりとした生地とみずみずしい果実、サクサクのパイと濃厚なクリーム――旅の途中で味わう一粒の甘さが、忘れられない記憶になります。宿に帰ってからのお楽しみにもいいですね。
児島の職人技に出会う「グラフゼロ」ライブファクトリー見学


そして、旅の締めくくりは、児島が誇る“ものづくり”の現場へ。海を眺め、坂を越え、甘い余韻を味わいながらたどり着いたのは、ジーンズの町の“心臓部”。ミシンの音、裁断の手さばき、ひと針ごとに積み重ねられる時間――その風景のなかで出会うのが「グラフゼロ THE DENIM FACTORY&SHOP」です。


一見すると、ジーンズショップ。しかし中に足を踏み入れれば、そこにはデニムが生まれる“現場の鼓動”が広がっています。店舗と工場が隣接し、裁断・縫製・仕上げまでの工程を間近で見学できるこの場所は、児島ならではの“生きたものづくり”を体感できる貴重なスポット。旅を通して肌で感じてきた“児島らしさ”が、ここで静かにひとつにつながる――そんな終着点です。
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協力:倉敷市

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