倉敷アイビースクエアにてカモ井加工紙創業100周年記念イベント インスタレーションや限定商品も
倉敷に本社を置くカモ井加工紙株式会社は創業100周年を記念し、倉敷アイビースクエアの愛美赤煉瓦館でイベントを開催しています。会期は9月30日まで。
同社では2023年4月より全国6ヵ所の会場にて大型マスキングテープイベントを開催。mt masking tape誕生の地・倉敷のイベントは4会場目となります。
会場となる倉敷アイビースクエア内の愛美赤煉瓦館はかつて児島虎次郎記念館だった建物。趣のある赤レンガの建物の入り口にはエマニュエル・ムホー氏による100色のカラフルなマスキングテープを用いたインスタレーション「100 colors no.46」が訪れる人を迎えます。
同社では2023年4月より全国6ヵ所の会場にて大型マスキングテープイベントを開催。mt masking tape誕生の地・倉敷のイベントは4会場目となります。
「100 colors」はエマニュエル・ムホー氏が2013年から手掛けている100色で空間を構成するインスタレーションシリーズ。環境に合わせて色のかたちを変化させ、色の魅力を最大限に引き出しています。一目で視界に入る100色を全身で受け、色そのものを感じてもらう作品で、1995年に初めて東京を訪れた時、東京の街に溢れる「色」が同氏の心に大きく影響を与えたように、彼女が創り出す色がたくさんの人々の心に届くことで、人々の色に対しての意識が少しでも変わるきっかけになってほしいと願っています。100色を見て、触れて、心で感じ、色を通してエモーションを感じてもらいたい-この思いを胸に、今後も「100 colors」を世界各地で展開していく予定です。
カモ井加工紙の歴史や会場限定mtなど
会場内ではハエトリ紙の製造から始まり、工業用養生テープ・文具雑貨向けマスキングテープmtの製造に至るまでのカモ井加工紙のこれまでの歩みを振り返る展示やショップスペースが用意されています。
ショップスペースはmtの元祖・工業用養生テープが活躍する建築現場で使用されているメッシュシートをイメージした装飾デザインが施され、会場限定の商品も用意されています。今回は岡山県倉敷にちなんだ桃太郎や赤煉瓦、白壁のモチーフの愛美赤煉瓦舘限定テープ、愛美赤煉瓦舘装飾柄テープ、愛美赤煉瓦舘限定まめまめテープ、愛美赤煉瓦舘限定リメイクシートなどが販売されます。
また、限定商品のレアなマスキングテープが入ったガチャも登場。ここでしか手に入らないマスキングテープをゲットできるかもしれません。
そのほかも、カモ井加工紙創業100周年を記念して、過去のアーカイブ商品を100円で販売する「百年百円市」、1回500円でチャレンジできる「mtつかみ取り」や、来場記念のスタンプやオリジナルの缶バッジが作れるワークショップも開催されるなどさまざまなかたちでmtの魅力に触れられるイベントです。
KAMOI 100TH ANNIVERSARY EXHIBITION + SHOP AT IVY RED BRICK
【⽇時】2023年9⽉5⽇(火)~9⽉30⽇(土)
10:00~17:30
※23日(土)のみ17:00で閉店
【場所】愛美赤煉瓦館(旧児島虎次郎記念館)
岡山県倉敷市本町7-2
(倉敷アイビースクエア内)
【アクセス】 JR倉敷駅から徒歩約15分
エマニュエル・ムホー
フランス生まれ。建築家/アーティスト/デザイナー。1996年より東京在住。東京の“色”と街並が成す複雑な“レイヤー”と、日本の伝統的な“仕切り”から着想を得て、色で空間を仕切る「色切/shikiri」コンセプトを編み出す。色を大胆に取り入れた建築、空間デザイン、アートなど多様な作品を創造し続けている。代表作に巣鴨信用金庫の建築設計、100 colors シリーズ、UNIQLO や ISSEY MIYAKEのアートインスタレーション、国立新美術館での「数字の森」などがある。東北芸術工科大学教授。
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