マスキングテープ発祥の地 倉敷で体験型イベント「mt ex at 愛美赤煉瓦館」会場レポート 限定品やワークショップ・インスタレーションなど盛りだくさん

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倉敷市に本社を置くカモ井加工紙株式会社が主催するマスキングテープのイベント「mt ex at 愛美赤煉瓦館」が、2024年10月3日から30日まで岡山県倉敷市のアイビースクエア内愛美赤煉瓦館で開催されました。

11月7日(木)から11月19日(火)までは愛知県名古屋で「mt ex at NADYA PARK」が開催されます。

当時のハエ取り紙のパッケージデザインを活かしたピンク色の装飾デザイン
会場の装飾と同じ限定デザインのテープも

創業101年目を迎えたカモ井加工紙は、「101年目を、1年目のように。」をテーマに掲げ、クラシカルな赤レンガの会場では、マスキングテープの原点となったハエトリ紙のパッケージをオマージュしたレトロなデザインで装飾が施されています。

 

会場をリアルタイムに彩る2つのテープアート作品

テープアーティスト・Atau氏。アーティスト仲間と共同で壁面にテープアートを施していきます

イベント会場では、ベルリンを拠点に活動するテープアーティスト・Atau氏による愛美赤煉瓦館の外壁をテープで装飾するアート制作がリアルタイムで行われています。ガムテープやホイルテープなど壁面に貼れる様々なテープ素材で作品を作るAtau氏。マスキングテープは色のバリエーションも豊富で、素材に透明感があるため重ね合わせることで多くの色を表現できる点が好きだといいます。

会場を訪れると刻々と変化してゆく作品の様子を間近で鑑賞できます。そして完成した作品がこちら。

また、一歩赤レンガの会場内に入ると、そこには別のアート作品が制作中。こちらは事前にSNSで参加を募ったアート企画で、屏風上の壁面に参加者が思い思いのマスキングテープを貼り作品作りに参加します。モチーフは岡山らしく桃太郎。

リアルイベントならではのマスキングテープ体験

会場内のマスキングテープ販売コーナーでは、会場限定品などが販売され大変な賑いでした。なかでも人気があるのは、好みのマスキングテープをタピオカドリンク風の透明カップにパッケージしてもらえるコーナー。

オリジナルのマスキングテープカップの出来上がり

レジでタピオカパックを購入し、専用コーナーでカップのフタが閉まる分まで好きなマスキングテープを詰めます。テープを詰めたカップをスタッフに渡すと機械で透明フィルムのフタをしてもらえます。料金は1,000円(税別)。

会場限定のマスキングテープ
透明な円筒パッケージに入ったセットもあります
うちわにマスキングテープで装飾
紙風船作りも

会場の2階ではマスキングテープを活かした様々なワークショップが用意されています。カンバッヂやうちわ、紙風船などマスキングテープなど、大人から子どもまで、参加者は思い思いのマスキングテープを選びオリジナルのデザイン作りに没頭していました。

会場2階の壁面には誰でもテープアートを貼ることができます。貼って剥がしても壁にダメージの残らないマスキングテープならではですね

同じく2階にある1回500円で挑戦できる「mtつかみどり」や、「mtガチャ」のコーナーも人気です。1回100円の「mtガチャ」でアタリが出ると10種の非売品テープのなかから好きなマスキングテープ1巻がもらえますよ。

つかみどりとガチャは2階です
  • カプセルを開けて

  • 「あたり」が出ると

  • 非売品の限定テープをゲット!

イベントは入場無料。販売やワークショップコーナーでの支払いは一部の商品を除きキャッシュレス決済のみなのでご注意を。mt ex at 愛美赤煉瓦館の開催は10月30日(水)まで。開場時間は10:00から17:30までです。会場となる倉敷アイビースクエアはJR倉敷駅から徒歩約15分。駅から歩く場合、会場の愛美赤煉瓦館は美観地区側の西門から入ってすぐのところにあります。

アイビースクエア西門

ツタと赤レンガが印象的な倉敷アイビースクエアは倉敷美観地区の歴史と文化を存分に感じられる施設です。愛美赤煉瓦館を訪れたらアイビースクエアを起点に秋の倉敷美観地区観光を楽しむのはいかがでしょうか?

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