大原美術館ミュージアムショップで ここでしか手に入らない旅の思い出を

旅先で美術館を訪れたとき、数ある楽しみのうちの一つが、その美術館オリジナルのミュージアムグッズを見つけることです。「和」と「洋」が調和した美しい街並みの倉敷美観地区。そのシンボル大原美術館にはユニークなミュージアムショップがあります。

大原美術館のミュージアムショップの特徴は、なんといっても美観地区の通りから美術館のチケットを買わなくても直接ショップに入れるということ。訪れる人達も、先にミュージアムショップを見て気持ちを盛り上げてから展示を見る人や、倉敷のお土産としてグッズを直接買う人、鑑賞後の余韻の中、お土産を探す人など、さまざまな楽しみ方をしています。ショップは路面から直接入れる本店以外に美術館内の館内店、オンラインショップがあります。

1930年に日本初の西洋美術中心の私立美術館として設立された大原美術館。エル・グレコ、モネやゴーギャンなどの西洋美術から日本の近現代美術や民藝運動ゆかりの作家の作品、古代エジプト美術などそのコレクションは多岐にわたります。その豊かなコレクションを元にしたミュージアムグッズの中から、今回はショップで人気のグッズベスト5をご紹介します。また、7月に出たばかりのニューグッズも登場しますよ。(価格はすべて税込み)

大原美術館ミュージアムショップ人気グッズベスト5

5位 額絵/大

印刷された複製画が紙製のマットがセットされていて、そのまま好みの額に入れて飾ることができます。印刷だけではなく、表面に繊細な凹凸のエンボス加工が施されていて、絵画のように見る角度によって異なる表情を楽しむことができます。そのまま飾れる額付きのセットもありますよ。

表面に施されたエンボス加工

額絵(大):1650円

額絵(大)額付きセット:6050円

4位 特別展の図録

現在、大原美術館で開催中の特別展「異文化は共鳴するのか?大原コレクションでひらく近代への扉」の図録。「近代美術の大きな特質と魅力は、異文化の融合、混交にある。」という視点で、多彩な大原美術館のコレクションを俯瞰できる内容です。まるでカラフルな糸が響き合い、絡み合っているかのような表紙のテクスチャーも素敵です。

特別展「異文化は共鳴するのか?大原コレクションでひらく近代への扉」:2200円

関連記事

倉敷 大原美術館 特別展「異文化は共鳴するのか?大原コレクションでひらく近代への扉」開催

岡山県倉敷市の大原美術館で特別展「異文化は共鳴するのか?大原コレクションでひらく近代への扉」が開催されます。会期は202…

3位 アクリルマグネット

厚みのある透明なアクリルで加工された絵画のマグネット。実物の絵や、紙に印刷されたものと違ってアクリル越しに見る小さな絵画は、独特の透明感と凝縮感があって不思議な魅力があります。小さく、マグネットで貼り付けることができるので複数のお気に入りの絵をならべて飾るもよし、お土産としてたくさん買ってもかさばりません。

アクリルマグネット:770円

2位 ミニフレーム

小さなフレームの中にエンボス加工された絵画のポストカードが額装されています。美術館の思い出として、大好きな絵を手軽なアートとして自宅で楽しめます。小さくて旅先でも購入しやすいですね。

1位 絵はがき

特別展限定の絵はがきセット。パッケージも特別展限定版です。

ミュージアムグッズといえば王道の絵はがき。ここ大原美術館でも堂々の1位です。通常のものだけでなく、特別展限定の絵はがきセットも選べます。特別展限定の絵はがきセットは、特別展の第2章展示作品から選ばれたもの。特別展のタイトルにある「共鳴」と関連した作品セレクトです。

絵葉書:1枚110円

特別展限定絵はがきセット(5組10枚):1320円

レースでできたオリジナルミュージアムグッズ登場

大原美術館の絵画から着想したレース製のオリジナルミュージアムグッズが7月から登場しました。製造は岡山県の赤磐市にあるレース製造会社、岡山レース。

レース睡蓮

レーヨン糸のレースでできた「レース睡蓮」。ブレスレットや、本の栞などアイディア次第で様々な楽しみ方が。2本セットです。大原美術館の中庭ではモネの庭から株分けされた睡蓮の花が咲きます。花の色はピンクと黄色。美術館ではモネの絵画と中庭の睡蓮、両方を鑑賞して心に刻みましょう。睡蓮のミュージアムグッズが身近にあると感動を何度も呼び返すことができそうですね。

レース睡蓮(2本セット):1540円

オリジナルレースコースター

睡蓮の花を繊細なレースで表現したコースターと美術館の入口にもある、大原美術館のエンブレムを表したコースター。単体でも3枚セットでも購入できます。ピンで壁面に貼っても楽しめそうです。

オリジナルレースコースター:660円

オリジナルレースコースター(3枚セット):1980円

レースチョーカー トカゲ

ゴーギャンの「かぐわしき大地」に描かれている黒いトカゲをモチーフにしたチョーカー。黒と黄のレースで作られたチョーカーは、程よいボリューム感があり、アクセサリーとして身につけても、インテリアとして飾っても楽しめます。ショップのディスプレイのように額縁と組み合わせるのもおしゃれですね。

レースチョーカー トカゲ:3410円

ミュージアムグッズには、美術館での作品鑑賞の思い出を残す役割だけでなく、そこでしか買えない旅先のお土産であったり、おしゃれなアートグッズだったり様々な楽しみ方があります。倉敷の大原美術館に立ち寄ったら是非、ユニークなグッズの揃ったミュージアムショップを覗いて、その足で美術館の作品も鑑賞しましょう。旅先での美術鑑賞はきっと特別な思い出になるはずですよ。

大原美術館ミュージアムショップ(本店)

営業時間:(本店)10:00~17:15 (12月~2月は10:00~16:00)


休店日:休店日は祝日を除く月曜日。及び冬期休館2024年12月24日~27日、2025年1月14日~17日)

この記事が気に入ったらフォローしてね!

関連記事

倉敷美観地区の隠れた宝石 無料で見学できる日本庭園「新渓園」

倉敷美観地区に本格的な日本庭園があるのをご存知ですか?大原美術館のすぐ裏に位置する「新渓園」は、由緒ある日本庭園を無料で…

【特集】歴史と文化を感じる街 倉敷のミュージアムへ行こう

白壁の蔵屋敷や柳並木が美しい倉敷美観地区で有名な倉敷は、近代以降、文化観光都市としての顔を持つようになりました。その始ま…

名画を解説員の作品解説付きで鑑賞「大原美術館モーニングツアー付き宿泊プラン」岡山・倉敷4ホテル共同企画で

岡山・倉敷4ホテル共同企画『大原美術館モーニングツアー付き宿泊プラン』が7月20日(土)の1泊限定で販売されます。同プラ…

倉敷 大原美術館 特別展「異文化は共鳴するのか?大原コレクションでひらく近代への扉」開催

岡山県倉敷市の大原美術館で特別展「異文化は共鳴するのか?大原コレクションでひらく近代への扉」が開催されます。会期は202…

倉敷を発展させた大原家が住んだ町家 「語らい座大原本邸」でお気に入りの一枚を撮影しよう

国内のみならず、世界各国から観光客が訪れる倉敷美観地区。江戸時代より、倉敷川を利用した物質輸送の集積地として栄え、白壁の…

創業100年以上の老舗が作る 倉敷美観地区でおすすめのお土産を紹介!

徳川幕府の直轄地「天領」として江戸時代に栄えた倉敷。物流の要となっていた倉敷川を中心に商家や屋敷が建ち並ぶ風情ある町並み…