ひょんなげ百景　NO.002 ストーンサークルと謎の石「楯築遺跡」

「ひょんなげ」って知ってますか？岡山弁で「変な」「奇妙な」「不思議な」といった意味の言葉です。「ひょんなげ百景」はKCTタウン編集部が独断でセレクトした岡山の「ひょんなげ」なスポットを連続で紹介していくコーナーです。見たこともないもの、場所、一見普通だけどよく考えたら奇妙な場所。そんなエリアのスポットに編集部が足を運び、独自の「ひょんなげ」度を交え毎週金曜日に紹介します。

岡山のストーンヘンジ「楯築遺跡」！

岡山県倉敷市にストーンサークルがあるのは知ってますか？実は倉敷市矢部に、弥生時代のミステリアスな遺跡が眠っているんです。今回は、その謎めいた場所「楯築遺跡」に潜入してきました!

まず驚くのは、その規模。直径約50メートル、高さ5メートルという巨大な円丘。これ、弥生時代の墳丘墓としては日本最大級なんだとか。丘の上に到着すると、そこには5つの巨石がドーンと立っているではありませんか。まるで日本版ストーンヘンジ。巨石は同心円上に並べられており、何とも謎めいたストーンサークルになっていました。石好きにはたまらない光景です。

実は、この遺跡には「亀石」という謎の石があるんです。建物の中に祀られているこの石、一体何のためにあるんでしょうか? 弥生人の秘密の暗号? それとも宇宙人とのコンタクトポイント?窓から覗くと、謎の模様が刻まれているのが見えます。これ、古代のQRコードだったりして?

楯築遺跡、一見ただの丘だけど、実は弥生時代のビッグな謎がいっぱい詰まった「ひょんなげ」な場所でした。ストーンサークルに謎の御神体「亀石」。古代ロマンをかき立てられるミステリアスな遺跡です!楯築遺跡は岡山大学考古学研究室が発掘調査や出土品の修復を行っています。遺跡について本格的に知りたい人は覗いてみてはいかがでしょうか？

それでは、次なる「ひょんなげ」スポットを求めて、さらなる冒険(?)の旅に出発です！「ひょんなげ百景」は毎週金曜日に更新です。次回の「ひょんなげ」をお楽しみに。