小田象製粉 ヨーロッパスタイルのハード系パンに向いた「haru_koi 100 black」発売 北海道産小麦“春よ恋”を100%使用

岡山県倉敷市に本社を置く小田象製粉株式会社は、ヨーロッパのパンスタイルを取り入れた新しい小麦粉「haru_koi 100 black」を発表しました。この製品は、近年のソーシャルメディアを通じたヨーロッパのベーカリートレンドを取り入れ開発されました。

「haru_koi 100 black」は、フランスやドイツなどで伝統的に使用される灰分値の高い小麦粉、特にT65(type65)に着想を得ています。この小麦粉は、ヨーロッパで好まれる風味豊かで味わいの深いハード系パンの製造に適していると言われています。

haru_koi 100 blackの特徴

「haru_koi 100 black」は北海道産小麦の“春よ恋”を100%使用し、風味を追求する製粉技術を用いた小麦粉です。特徴は、少ないイースト量で長時間発酵させるバゲットにおいて顕著で、小麦の風味が際立ち、噛めば噛むほど深い味わいを感じることができるとされています。また、他の小麦粉とのブレンドにも適し、用途に応じた二次加工の可能性も広がります。

小田象製粉では2022年5月に北海道産小麦の“春よ恋”を100%使用した「haru_koi 100 white」と「haru_koi 100 red」を発売。「haru_koi 100 white」は、“春よ恋”の厳選された中心部分だけ使用しており、白い色調と吸水性を備えており、高級食パンやバターの風味を活かしたパン作りに適します。

「haru_koi 100 red」は、“春よ恋”の中心部分から表皮に近い部分まで粉砕したロング挽き小麦粉で、香ばしい風味を感じられます。また、ボリュームを求めたパン作りにも適しています。

小田象製粉は、2025年2月18日(火)~21日(金)にインテックス大阪で開催される製パン・製菓業界総合専門展「2025モバックショウ」に出展します。展示会では「haru_koi 100 black」に加え、小田象製粉創業100周年を記念して2024年4月に発売された「CRONOS」も初展示されます。

関連リンク

小田象製粉株式会社

この記事が気に入ったらフォローしてね!

関連記事

「小麦の無限の可能性に挑戦する」倉敷の小田象製粉が創業100周年を記念したロゴを発表

岡山県倉敷市児島塩生に本社・工場を置く小田象製粉株式会社(小田 眞司代表取締役社長)が創業100周年を迎えました。同社で…

総社の人気パンがJR伯備線に乗って岡山駅へやって来る!

パンの製造出荷額が岡山県下第1位の総社市から、1世帯あたりのパンの消費量全国1位(総務省統計2018年〜2020年平均)…

近くのパン屋がすぐ見つかる!倉敷周辺のパン屋さんマップ

情報番組トクもりっでは、2017年から倉敷・総社・玉野周辺のパン屋さんを紹介しています。これまでに番組で紹介した数は、1…

倉敷市の人気サンドイッチ8選!テイクアウトOKなおすすめ専門店やパン屋さんをご紹介

天気の良い日はサンドイッチを持っておでかけでもいかがですか?秋は紅葉を見ながら、春は桜なんか見ながら食べるサンドイッチは…