倉敷で「くらしき金魚ミュージアム〜妖怪百金魚夜行〜」開幕!妖怪と金魚が織りなす涼し気な幻想世界へ行ってみた
イオンモール倉敷で7月17日、涼を呼ぶ注目のイベント「くらしき金魚ミュージアム〜妖怪百金魚夜行〜」が開幕します。
2024年の初開催時には、期間中に約4万人を動員するほどの反響を呼んだ本イベント。今年はさらにパワーアップし、おどろおどろしくも美しい「百鬼夜行」をテーマにした、まったく新しい世界観へと生まれ変わりました。今回は招待された地元の子ども達と共に会場に一足早く潜入し、その見どころを余すことなくレポートします。
「くらしき金魚ミュージアム〜妖怪百金魚夜行〜」とは
前回の大ヒットを受け、リニューアル開催となった今回のテーマは「百鬼夜行」。人々が寝静まった真夜中から夜明けまでの一夜の物語を、40種1000匹もの優美な金魚たちとともに巡る「物語型アクアリウム」です。
プロデュースを手掛けるのは、アクアリウムクリエイター集団「UWS ENTERTAINMENT」。UWS ENTERTAINMENTで空間演出・アートディレクションを担当する内藤博貴さんは、今回の挑戦について次のように語ります。「これまでは作品を一つ一つ見せる展示が多かったのですが、今回はイベント全体を一本のストーリーで体験できる『物語型アクアリウム』として再構築しました。不気味さと美しさを両立させるため、ライティングにも徹底的にこだわっています」
真夜中から夜明けまで続く「物語型アクアリウム」
展示スペースは全6つのエリアで構成されており、単に水槽を眺めるだけでなく、時間の経過とともにストーリーが進んでいく没入体験が味わえます。
語の始まりを告げるエリア1のタイトルは「序:夜と夜のあいだ」。
一歩足を踏み入れると、そこは妖しく照らされた「三途の川」を表現した空間です。川のせせらぎのような青いライティングと、真っ赤な彼岸花が鑑賞客を不思議な世界へと誘います。
ここには、丸いフォルムが可愛らしいピンポンパールや、おなじみのリュウキン、デメキンなど、ポピュラーで親しみやすい品種が泳いでおり、物語のプロローグを優しく彩ります。
春の夜桜から冬の朝焼けまで 四季が彩る幻想空間
本イベントのもう一つの魅力は、一夜の時間の経過とともに日本の美しい四季が移り変わっていく演出です。
【子の刻:夢の小径】
美しい藤の花に彩られた、春をイメージしたエリア。金魚を上から鑑賞する「上見(うわみ)」ができるエリアで、上から見ると尾びれが蝶の羽のように広がるチョウビなど、特徴的な金魚をじっくり楽しめます。
【丑三つ時:百金魚の夜祭】
物語が進み、夜が最も深まる「丑三つ時:百金魚の夜祭」のエリアに現れるのが、本イベントのメイン展示である大型水槽「GAKYO」です。
UWS代表でアクアリウムクリエイターのGAKYO MIYAZAWA(宮澤雅教)氏が手掛けたこの作品は、高さ3メートルにも及ぶ圧倒的なスケールを誇ります。
展示には本物の鬼瓦が鎮座し、立ち上る怪しげなミストとライティングによって、鬼の強大さと妖しさが極限まで表現されています。
ここで優雅に、かつ堂々と泳ぐのは、頭部にこぶ状の肉瘤(にくりゅう)を持つ「オランダ獅子頭(おらんだししがしら)」。
薔薇の花びらのように美しいヒレを持つ「ローズテールのトラオランダ獅子頭」など、存在感のある大ぶりな金魚たちが、妖怪の化身のように舞う姿は圧巻の一言です。
周囲にはどこかレトロなネオン街や夜祭りをイメージした提灯が並び、どこを切り取っても絵になる最高の撮影スポットとなっています。
【寅の刻:あとの祭】
約1トンの水量を誇る、会場内最大の水槽が登場する秋エリア。お祭りあとの少し寂しげなレトロ感を演出するため、ブラウン管テレビや古い家具が配置されています。
ここでは馴染み深い和金(わきん)たちがダイナミックに泳ぐほか、ほっぺたのリンパ液がぷっくりと膨らんだ珍しい水泡眼(すいほうがん)にも出会えます。実は1匹だけ鯉(コイ)が混ざっており、金魚との違い(ヒゲの有無)を手がかりにさがしてみるのもいいかも。
【暁七つ:月と太陽のあいだ】
夜明け前の澄んだ静寂を表現した、白一色の美しい冬エリア。壁から飛び出した特注のスクエア水槽は、上、下、左右、どこからでも鑑賞可能で、普段は見られない角度から白い金魚たちの美しい泳ぎを観察できます。
【日の出:夢のあと】
霧の隙間から差し込む日の光を表現した、フィナーレを飾るエリア。新潟から直接取り寄せた珍しいご当地金魚「玉サバ(たまさば)」が、光を浴びてキラキラと輝きます。会場で開花したばかりという瑞々しいハスの花が、夜明けの空間にさらなる生命感を与えていました。
2024年の「龍と金魚のものがたり」から進化した世界観
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前回の「龍と金魚のものがたり」では、備前焼や江戸時代の魚祭りなど、倉敷の伝統を織り交ぜた展示が主体でした。今回は、好評だった百鬼夜行のモチーフを全編に採用し、ストーリー仕立ての体験型へと大胆にシフト。さらに、前回来場した方でも新鮮な驚きを感じられるよう、展示されている金魚自体のサイズも一回り大きくなり、より力強く、見応えのある展示内容へと進化を遂げています。
「お気に入りの妖怪金魚」を見つけてみよう
最後に、内藤博貴さんから来場者へメッセージをいただきました。
「金魚は、同じ種類でも一匹ずつ表情や柄がまったく異なります。ぜひ会場を歩きながら、自分だけの『推し金魚』『お気に入りの妖怪金魚』を見つけてみてください」
ひんやりと妖しい、けれど息をのむほど美しい。この夏、イオンモール倉敷で開催される「くらしき金魚ミュージアム〜妖怪百金魚夜行〜」。特別な一夜の物語へ、大切な人と一緒に出かけてみませんか。
くらしき金魚ミュージアム〜妖怪百金魚夜行〜
【開催期間】2026年7月17日(金)〜 9月23日(水)
【開館時間】10:00~19:00(最終入場18:30)
【料金】
● 大人(中学生以上):1,200円
● 子供(小学生):800円
● 幼児(4歳〜小学生未満):500円
● 3歳以下:無料
※障がい者割引:各種手帳(身体障害者手帳/精神障害者保健福祉手帳/療育手帳)提示者と同伴者1名に限り、入場料が通常の半額となります。
【開催場所】〒710-8560 岡山県倉敷市水江1番地 イオンモール倉敷 2F イオンホール
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