【推し合い再び】第2回 学芸員ラップバトルトーナメント3月開催 オリジナルグッズも登場

 

博物館、美術館で働く学芸員が、自らの「推し(≒専門分野)」への情熱、愛情をリズムに乗せて競い合う「ラップバトルトーナメント」が2023年1月岡山県立美術館ホールで開催され大きな反響がありました。そして、2024年3月、第2回学芸員ラップバトルトーナメントが開催されます。当日の司会・進行は前回に引き続きMC BISCO、Weapon The Rhyme。

林原美術館 H氏
第1回大会のステージ。中央は優勝した「林原美術館 H氏」
オリエント美術館 S氏
オリエント美術館 S氏
倉敷考古館 B氏
倉敷考古館 B氏

第1回は岡山県内の4つの美術館から学芸員が参加。第2回となる今回は6名の学芸員が参戦し、2日間にわたって熱いラップバトルを繰り広げます。普段は美術館、博物館に勤務し、資料の収集や研究、展覧会の企画、館内の案内などに従事する学芸員。その学芸員たちが文化遺産、美術作品への愛を、情熱をリズムに乗せてぶつけ合います。生でその熱気に触れられる岡山県立美術館へ足を運んでみるのはいかがでしょうか?当日の岡山県立美術館では「岡山の美術」特別展「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」も開催中です。

 

参加学芸員

第2回となる今回は岡山県立美術館、倉敷市立美術館、総社吉備路文化館、岡山市立オリエント美術館、笠岡市立竹喬美術館、総社市まちかど郷土館の学芸員が参加。リーフレットには第一回大会優勝の「林原美術館H氏」の能面姿が写っていますが果たして…。

Re:阿弥陀ガチ「来い」勢(岡山県立美術館 S氏)

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前回のラップバトルでは病欠&不戦敗をかましたにもかかわらず、SNSで少しバズって甘い汁だけ吸った学芸員。

地下足袋☆ウォーカー  (倉敷市立美術館 S氏)

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旅は法被に地下足袋姿で、歩いて自然にふれろ!の遙邨魂を、ラップで熱く(るしく)語ります。

※編集部注 池田遙邨は倉敷出身の日本画家です。

KEEP 版画 and CARRY ON(総社吉備路文化館 T氏)

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イギリス美術を愛し、イングランドを追い求めるあまり「韻グラウンド」に来てしまった。

二国の女主人(岡山市立オリエント美術館 I氏)

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古代エジプトの謎に迫っているうちに、ここに辿り着いてしまった。学芸員歴は浅いが愛の深さで勝負。彩文土器推し。

ひよっこ学芸員  (笠岡市立竹喬美術館 K氏)

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日本画家である小野竹喬さんの作品に一目惚れ。魅力がたくさんあるので、皆さんにお伝えできるよう頑張ります。

筋金入りの呑み鉄星人(総社市まちかど郷土館 A氏)

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鉄道を愛してウン十年。小さな街の郷土館から、名だたる美術館を相手に気合い十分!いざ下剋上なり!

なんと「学芸員ラップバトルトーナメント」オリジナルグッズも登場

会場限定販売で「学芸員ラップバトルトーナメント」オリジナルグッズも登場。学芸員ラップバトルトーナメント参戦の岡山県内7つの美術館で実際に使えるタグチケットが取り付けられたオリジナルTシャツです。Tシャツの前面には青いタグチケットが取り付けられていて今回参戦の岡山県内7つの美術館にTシャツを着て行くとチケットと交換にオリジナルステッカーがもらえます。価格は税別で3,500円。

 

チケットは2月1日発売

「学芸員ラップバトルトーナメント」の入場料は各日1,000円で両日同時購入する場合は1,500円です。そのチケットで開催日当日に限り「岡山の美術」展が観覧可能。また、特別展「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」の500円引きクーポンももらえます。チケットは2024年2月1日(木)より岡山県立美術館 受付にて販売。定員は各日ともに200名ずつです。

第2回学芸員ラップバトルトーナメント

日時:

2024年3月2日(土) 13:00開場 / 14:00開演【予選】

2024年3月3日(日) 13:00開場 / 14:00開演【決勝】

 

場所:岡山県立美術館ホール

 

定員:各日 200名ずつ

 

入場料(チケット):

各日 1,000円(両日同時購入する場合は1,500円)

岡山県立美術館 受付にて、2024年2月1日(木)より販売開始

※ 同券で開催日当日に限り「岡山の美術」展も観覧可能。

※ 購入者には、特別展「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」の500円引きクーポンを進呈。

 

主催・共催:岡山県立美術館 / 岡山県博物館協議会

 

企画・制作:株式会社遊覧座 / 株式会社WOWON

 

協賛:大紀産業株式会社

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