「爽」「薫」「醇」「熟」4つの味わいが楽しめる日本酒セット「多酒多様」

日本酒の基本となる4つの味わいをセットにしたBOXセット「多酒多様(たしゅたよう) 」が12月9日に発売されました。

「多酒多様」は、日本酒の香味を大別した4タイプ「爽酒」「薫酒」「醇酒」「熟酒」を一度に味わえる日本酒のBOXセット。開発にあたって、全国の地酒蔵からそれぞれのタイプを得意とする4蔵を厳選し、日本酒の製造を依頼しました。倉敷からは菊池酒造が選ばれています。

「多酒多様」の商品イメージ画像
各日本酒をイメージした華やかで個性的なパッケージ

「爽酒」「薫酒」「醇酒」「熟酒」という4種の日本酒の香味特性分類は、「日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)」が提唱するもので、爽酒は軽快でなめらかなタイプ、薫酒は香りの高いタイプ、醇酒はコクのあるタイプ、熟酒は熟成タイプとしています。

日本酒の香味特性分類のイメージ画像

「多酒多様」セットの4種の日本酒

8th Ocean 爽(えいすおーしゃん そう)

この爽やかな日本酒を製造したのは、島根県の酒蔵「一宮酒造」。

特に水の質にこだわり、スッキリとした辛口の日本酒を醸しています。現在は蔵元の娘夫婦で酒造りを行い、「石見銀山」「理可」などの銘柄を製造。近年は全国新酒鑑評会で金賞を受賞するなど、注目が集まる酒蔵です。

8th Ocean 薫(えいすおーしゃん くん)

この香り高いお酒を製造したのは、岡山県は倉敷の酒蔵「菊池酒造」。

クラシック音楽の流れる環境で醸されるお酒は華やかな旨口。数あるお酒の中でも一層輝くよう名付けられた「燦然」を中心に、全国で親しまれています。地元岡山県の雄町米、無肥料無農薬の酒米を使用するなど、お米へのこだわりも強い酒蔵です。

8th Ocean 醇(えいすおーしゃん じゅん)

この濃醇なお酒を製造したのは、滋賀県の湖南にある酒蔵「北島酒造」。

200年以上の歴史を持つ酒蔵。生もと造りなど昔ながらの製法も取り入れ、コクを感じる日本酒が評判となっています。主要銘柄は地元でも広く親しまれる「御代栄」「北島」。食中酒としての可能性を追求し続ける挑戦的な酒蔵です。

8th Ocean 熟(えいすおーしゃん じゅく)

この熟成酒を製造したのは、岐阜県にある古酒の第一人者「白木恒助商店」。

古酒の文化は一度廃れましたが、昭和に他蔵に先駆け古酒製造へ乗り出し、現在でも生産のほとんどが古酒・熟成酒という非常に珍しい酒蔵です。代表銘柄の「達磨正宗」は古酒好きなら誰もが知るブランドとなっています。

セットの各日本酒の容量は200mlで価格は5,500円(税込)です。

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Sake Shop 海琳堂

海琳堂

日本酒の香味特性別分類(4タイプ)

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