【総社】秋の味覚を満喫!総社の「観光柿園」でカキ狩り体験が超楽しい!

空に映える富有柿

秋と言えば…そう!食欲の秋! と、いうことで「総社市観光柿園」でカキ狩りに挑戦したらめっちゃ楽しかったので、絶対オススメです!

鬼ノ城のふもとに広がる、80本の富有柿

園内には約80本の富有柿がずらり。枝先までびっしり実をつけた木々が並び、実の重みで少ししなって見えるほど。青空とオレンジのコントラストがまぶしくて、園内に足を踏み入れた瞬間から“秋”を全身で感じます。ここは古代山城「鬼ノ城(きのじょう)」のふもとにあり、その名にちなんで“鬼ノ城柿”として親しまれています。総社市観光協会が管理し、昔ながらの柿栽培の風景を今に残しています。「戦後はこのあたり一帯、カキの出荷でにぎわってたんですよ」と管理者の阿部さん。地元に根付いた柿の歴史も感じられます。

枝にびっしりと実る富有柿。80本の木が立ち並ぶ園内。

手作りの“柿棒”で、いざ収穫!

竹竿の先に丈夫な針金で輪を作り袋を取り付けた“柿棒”

受付を済ませ、さっそく、竹で作られた「柿棒」を入手。先端の袋を実に引っかけ、ぐっと引くと……コロン、と音を立てて袋の中へ。思っていたより力がいりますが、うまく取れた瞬間は思わず「やった!」と声が出ます。ピカピカのカキを手に笑い合う光景に、園内の空気ものんびり。それにしてもこの「柿棒」優れモノです。

「お店に出てるカキは、もうすでに私には柔らかい。硬いのが好きだから自分で取りに来るっていうお客さんもいらっしゃるんですよ。」と阿部さん。柿を取るときも、すぐ食べる柿と日をおいて食べる柿を念頭に置いて熟れ具合を選ぶといいそうです。

採れたての甘さに、思わず笑顔

管理者の阿部修士さん。柿狩りのコツや柿の選び方を丁寧に教えていただきました

柿園の外の砂川公園で柿をひとつ食べてみると、果肉がしっかりしていて、驚くほど甘くてジューシー!今年は夏の雨がちょうどよく、近年まれに見る豊作だそうです。柿園の管理者の阿部さんによると「今年の柿は色づきもよく、味も上々。私がここに来てから一番の豊作かも。ぜひ来園して楽しんでほしい」とのこと。

“詰め放題”にリニューアル!

詰め放題のネット袋を手に
袋は大袋と小袋があり、みかんのネット袋のように伸縮性があります
柿狩り体験以外にも、大袋入(約10個)の柿の販売もあります

以前は園内で食べ放題でしたが、去年からは“詰め放題”スタイルに。自分で収穫したカキをネット袋に入れて持ち帰ります。料金は大袋(約10個)1,000円、小袋(約5個)500円です。

美味しそうなカキがたくさん採れました

柿を楽しむ、秋のひととき

柿棒の先に伝わる手ごたえと収穫の喜びが秋を感じますね。砂川公園の散策とあわせて訪れれば、総社の秋をまるごと味わえるはずです。電話で込み具合も教えてもらえますが、今年は取り切れないほどの柿が実っているので開園日なら、どの日でも大丈夫です。柿狩り体験、友達同士でも親子でも超おススメです。

場所:岡山県総社市黒尾792(砂川公園内)​
電話番号:0866-92-1211(吉備路観光案内センター)または0866-92-8277​
開園期間:2025年は11月24日(月・祝)までの土日祝日限定​
開園時間:10:00~16:00​
駐車場:普通車300台〜250台以上の大規模駐車スペース​(砂川公園)​

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