【2023福袋】デニムとチョコクロがコラボ「JOHNBULL×サンマルクカフェ」環境にも配慮したコラボ福袋

倉敷市児島に本社を置くジーンズメーカー、ジョンブルと岡山市に本社を置くサンマルクカフェがコラボレーションし、オリジナルバッグ付き福袋を2種類、自社オリジナル福袋3種を12月26日(月)より販売開始します。

コラボレーション福袋の一つは、サステナブルなオリジナルトートバッグ付き。もう一つは、サンマルクカフェのペーパーバッグと同サイズ・同デザインでJOHNBULLのデニム生地を使用したオリジナルミニバッグ付き。自社オリジナル福袋は大人気チョコクロBOXの福袋、ドリップコーヒーの福袋、オリジナルゆず茶の福袋の３種類。

さて、共に岡山県に本社を置く企業とはいえ、なぜジーンズメーカーとカフェがコラボすることになったのでしょうか？

サンマルクカフェでは2021年から「チョコっとECO」と銘打ち、食品ロス対策に取り組んでいます。一方ジョンブルも環境への影響が懸念されるアパレル産業を変えていきたいという思いから「THE NEW DENIM PROJECT®」に取り組んでいました。ジョンブルが取り組む「THE NEW DENIM PROJECT®」はスクラップとして焼却処分されてしまうデニムや工場から出る切れ端、落ち綿を回収して再度つむぎ、繊維を糸の状態にして、新しい生地や雑貨を作成し、工程上どうしても出てしまう落ち綿は、グアテマラの契約コーヒー農園に持ち込み肥料として土に還される、というものです。

「なるほど！素晴らしい取り組みです。では、この生地を使用してコラボバッグを作りましょう！」と両社で始まったコラボ企画でしたが、一筋縄では行きませんでした。

この生地は安定生産されている性質のものではなく、手間のかかる希少なものです。トートバッグ2,000枚を作るのに提示された生地は５種類。柄も厚みも違う5種類の布を使用し、工夫の末に両面に４種類の異なる生地を使ったトートバッグが誕生しました。

1種類の布では作れない状況を上手く生かしたオリジナリティーのあるデザインです。