第二回岡山県高校生eスポーツリーグKCT杯開催 10チームが熱戦繰り広げる

大会順位は敵を倒した数と順位で獲得できる「大会ポイント」と、挨拶などプレー中のマナー評価で獲得する「マナーポイント」で決定されます。大会当日に発表されるのは大会ポイントに基づく暫定順位です。1大会は3試合で構成されます。

昨年開催された第一回岡山県高校生eスポーツリーグKCT杯での勝者は岡山県共生高校のチーム「MDT」でした。今年の大会は6校10チームがオンラインで対戦し、その模様をKCTのスタジオで実況し、Youtubeで中継されました。当日のアーカイブはこちらで視聴できます。

参加チームは岡山県共生高校から「闇鍋」「親指三兄弟」、おおぞら高等学院から「一鬼挑戦」、倉敷翠松高校から「CReATe-es-_01」「CReATe-es-_02」「CReATe-es-_03」「CReATe-es-_04」「CReATe-es-_05」、岡山理科大附属高校から「R2HS」、そして山陽学園高校と水島工業高校の合同チーム「BOT_T」です。

第1試合は序盤から各チームが積極的に撃ち合う早い展開。強豪チーム岡山県共生高校「闇鍋」が勝利しポイントで先行しました。

第2試合は岡山県共生高校「親指三兄弟」が勝利。ゲームに対する理解度が高いチームで、撃ち合いが強く、チーム連携が取れており強さを見せました。

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第3試合。これで決勝進出が決まるチームもあり、各チーム待つのではなく、積極的に撃ち合う展開。ゲームは岡山県共生高校「親指三兄弟」が第1試合に続いて勝利。チームの3人共よく動けており、地形的にも高所を確保しゲームを有利に進め勝利に繋げました。

暫定1位は第2試合を制した共生高校「親指三兄弟」で56ポイント、2位は同じく共生高校の「闇鍋」で55ポイントと1ポイント差で、1位、2位を共生高校が占めました。昨年に続きKCT杯で1位を獲得した岡山県共生高校は、eスポーツの他の種目でも王者をとる、中四国エリアの強豪校です。正式な1位は1週間後を目処に発表されるマナーポイントの集計を待って確定されます。

大会当日のディレクションを務めた一般社団法人岡山県eスポーツ連合の林さんは大会を振り返り「前回より参加チームが4チーム増えて盛り上がりを見せた。KCT杯は予選最後の大会ということもあり、各チーム積極的にポイントを取りに来ていた。戦術的には待つこともありだが、リスクを負ってでもアグレッシブに戦闘しポイントを取りに行く姿勢が目立った。」とコメントしました。

ここまでの予選3大会でのポイント上位チームは2024年3月に開催される決勝大会に進出します。