アイスダンス小松原美里・尊ペア 祖母の着物を生かした新ユニフォーム
倉敷FSC所属のアイスダンス選手の小松原組が現代和服ブランド「niitu」とコラボした新ユニフォームを着用することになりました。
小松原美里選手は植物性由来の皮を使用したスケート靴を着用し、スケートで着用する衣装も生分解性の素材を使った衣装や、リサイクルポリエステルを使った衣装を購入するよう努めるなど、「サステナビリティ」を意識してきました。
その想いに現代和服ブランドの「niitu」が応え、小松原選手の祖母提供の、もう着用しなくなった着物の生地を活用したユニフォームが誕生しました。小松原美里選手は胸元の襟部分に、小松原尊選手はユニフォームの襟部分の裏地として着物の生地が活用されています。
小松原美里選手のコメント
「私の祖母そして母から譲り受けた着物の生地をアップサイクルして、大会そして日々の練習で着させて頂いています。首元は、それぞれ好きな形にして頂き、着物風な襟にして頂いたことによってより自分らしく感じます。大会時にも首元お洒落だね!と声をかけて頂くことが多かったのでそこで祖母や母の話も出来たりと嬉しい気持ちになりました。暖かい気持ちになれる衣服で包まれる感覚に出会わせて頂いたniituさん、ありがとうございました。」
小松原組チームプロフィール
日本スケート連盟 アイスダンス強化選手A
競技種目:アイスダンス
所属先:倉敷FSC
マネジメント:株式会社Almost Japanese
愛称:チームココ
2016年にカップルを結成し、わずか3年で全日本選手権を優勝し日本を代表するカップルに。
2022年北京五輪では、団体銅メダルを獲得。表情豊かで、ダイナミックな演技とその時々で伝えたいメッセージに合わせた選曲や振付も魅力の一つ。プライベートでは2017年に結婚し、2020年にはティムが日本国籍を取得。