白壁の街を雰囲気たっぷりに照らすライトアップイベント「ハートランド倉敷」おすすめコース

初日となる20日は美観地区の今橋で倉敷小町による点灯式が行われました。昨年は8月の開催でしたが、暑さを鑑み今年は9月開催となっています。20日は日中はまだ暑さを感じましたが、日没後の倉敷川沿いは散歩に適した過ごしやすい気温でした。

ハートランド倉敷では倉敷川に沿って柳並木が照らされ、倉敷物語館、新渓園、倉敷SOLA、倉敷アイビースクエアなど美観地区各所がライトアップされています。また、美観地区中程の白い洋館「倉敷館」では、白い壁面を利用してプロジェクションマッピングが上映され、建物の前や、倉敷川の対岸から大勢の人が、倉敷をモチーフにしたダイナミックな映像に見入っていました。プロジェクションマッピングの上映は18時30分から21時まで。約5分の映像が繰り返し上映されます。

ハートランド倉敷をしっかり楽しむには、美観地区の倉敷駅よりに位置する倉敷物語館から見るのがおすすめです。倉敷物語館で和提灯のあかりを見たら倉敷川の大原美術館側の通りを柳のライトアップを眺めながら歩き、大原美術館横の日本庭園「新渓園」の和室で一休みしながら夜の日本庭園に展示された「希莉光あかり」を鑑賞。

そのまま川沿いを歩き倉敷川が曲がっている地点にある橋がフォトスポットとしても人気の中橋。中橋の向かいの白い洋館「倉敷館」の壁面にはプロジェクションマッピングが上映されています。倉敷館側での鑑賞も迫力がありますが、プロジェクションマッピングに見入る人々のシルエットや川面にうつる鮮やかな光も楽しめる対岸からの鑑賞もおすすめです。

プロジェクションマッピングを楽しんだら倉敷SOLAの「みんげい広場」のライトアップを鑑賞。みんげい広場にはベンチもあるので夜風に当たりながらゆっくりできます。

みんげい広場をあとに中橋まで戻り、倉敷SOLAのちょうど対岸にある通りを入ると倉敷アイビースクエアの西門に出ます。西門から続く石畳はライトアップされ、そのまま歩くと右手にメタセコイアの大木とツタのレンガ壁がライトアップされています。

魅力的なスポットが数多くある倉敷美観地区。町がライトアップされる「ハートランド倉敷」の開催中はイベント期間ならではのフォトスポットがたくさんあります。いつもと違う夜の美観地区を歩いて、自分だけのフォトスポットを見つけていてはいかがでしょうか？ハートランド倉敷は9月29日(日)まで開催しています。